マルチリンガルな落語家「三遊亭竜楽」さんが和菓子チャンネルを開始!

マルチリンガルな落語家「三遊亭竜楽」さんが和菓子チャンネルを開始!

落語家の三遊亭竜楽(さんゆうていりゅうらく)さんは、日本語の他にも外国語をマルチに使いこなす、国際的な落語家です。

 

そんな三遊亭竜楽さんが、ついにユーチューバーとしてデビューされ、落語家の視点からいろいろな和菓子を紹介する「遊亭竜楽の和菓子チャンネル」を開設されました!

 

今回は、三遊亭竜楽さんの和菓子チャンネルについてフォーカスしていきます。

海外公演もされた国際派な落語家の三遊亭竜楽さん

 

和菓子ユーチューバーとして活動を開始された三遊亭竜楽さんは、80年代に5代目の三遊亭円楽に入門されたベテランの落語家です。

 

90年代には、落語家として最も身分が高いとされている「真打」に昇進され、日本語はもちろんのこと、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、中国語、英語、スペイン語の8ヶ国語を駆使し、国外での落語公演もされているマルチリンガルな落語家として知られています。

 

海外の約55都市を廻り、グローバルな落語活動をされている最中、

三遊亭竜楽さんは、2020年に2月に「三遊亭竜楽の和菓子チャンネル」で初めてユーチューバーとしてYouTubeに動画を投稿されました。

 

三遊亭竜楽さんの和菓子チャンネルとは

 

三遊亭竜楽さんの和菓子チャンネルでは、有名な和菓子をはじめ、取引先や来客に喜ばれるお菓子の紹介もされています。

 

また和菓子チャンネルでは、お菓子を実食してその味を伝えるだけではなく、落語家の三遊亭竜楽さんならではの豆知識も動画内で披露されています。

 

草餅の紹介動画では、「なぜ串の団子は4つなの?」といった和菓子に関する素朴な疑問について紹介されていました。

 

 

さらに、芋きんを紹介されている動画では、現代でもよく使われる「うまい」という言葉の歴史についても語られています。

 

お菓子だけではなく、落語家だからこそ心得ている日本の文化や歴史についても動画に取り入れられているところから、視聴者に楽しんでもらおうという三遊亭竜楽さんの心遣いが窺えますね。

 

本業が落語家だけあって、動画内での話の進め方もスムーズで、軽やかなトークが楽しめます。

 

三遊亭竜楽さんが和菓子を食べている間もほほえましい絵になりますよ。

 

ジャンルはあくまでも和菓子の紹介のようですが、美味しそうに食べながら語らう様子は、まるで三遊亭竜楽さんのオリジナル落語を聴いているようです。

 

「落語」ではなく「和菓子」チャンネルにされた理由

 

三遊亭竜楽さんのチャンネルは、和菓子をメインとした紹介となっていますが、三遊亭竜楽さんご自身も「洋菓子に比べるとヘルシー」という理由で、普段から和菓子を愛されていたんだそうです。

 

また、全国各地のお菓子を紹介することで、町おこしのお手伝いもしたいと意気込まれていることから、ユーチューバーとしての活動ジャンルを「落語」ではなく「和菓子」というスタイルにされたようですね。

落語は比較的に、若い世代や外国人にとって敷居の高いイメージがありますが、「お菓子」というグルメジャンルであれば、老若男女、国内外を問わずに共感されやすいでしょう。

 

さらに動画という配信方法であれば、日本語がわからない外国人が見ても、和菓子の映像だけで「美味しそう」というメッセージが伝わります。

 

「和菓子」という日本文化と、三遊亭竜楽さんが得意とされる「落語」のミックスによって「和菓子系ユーチューバー」としての新ジャンルを見事に確立されています。

 

まとめ:多言語を活かして国際的なユーチューバーとなる可能性も

 

落語と和菓子が組み合わさった三遊亭竜楽さんの「三遊亭竜楽の和菓子チャンネル」。

 

動画を見て、和菓子が食べたくなった人も多いのではないでしょうか。

 

初めて動画を投稿されたのが2月17日で、現在は週に3回、4回のペースで動画投稿を続けられています。(2020年3月時点)

 

動画のタイトルには英語のキーワードも付けられていることから、海外の視聴者もターゲット層に含まれているようですね。

また、現在投稿されている動画内には、英語の字幕をつけられていないようですが、普段から多言語を使いこなされているので、今後の動画には英語などの字幕をつけられる可能性があります。

 

過去に日本の動物園である「長崎バイオパーク」の動画も、海外の視聴者を取り入れたことで1億超えの再生回数となっていることから、グローバル性の高い三遊亭竜楽さんの動画も高視聴率を獲得される可能性がありそうですね。

 

三遊亭竜楽さんの「和菓子チャンネル」。

今後のご活動を応援しております!

 

「三遊亭竜楽の和菓子チャンネル」はこちら

 

「長崎バイオパーク」の記事についてはこちら