音楽系ユーチューバー3選!ファンを魅了して稼げるようになるには

音楽 ユーチューバー

音楽系ユーチューバーは、簡単にいえば音楽をユーチューブで配信して広告収入をあげたり、オリジナルの商品やサービスを売ったりするユーチューバーのことです。

オリジナル楽曲を演奏したり歌ったりする他にも人気の曲を弾いたり、独自のアレンジを施したりとユーチューブの活用法はさまざまです。

今回は3つのジャンルから音楽系ユーチューバーを1組ずつピックアップして紹介した後に、ユーチューブに音楽をアップして儲かるのかどうか?どんなジャンルがあるのかについて紹介します。

1、人気の音楽系ユーチューバー3選!

人気の音楽系ユーチューバーを3組紹介します。音楽系のユーチューバーはジャンルが幅広いので、ジャンル別の特徴的な方々を紹介します。

Goose House【オリジナル・cover曲】

Goose Houseさんの特徴は・・・

  • 国内音楽ユーチューバーの代名詞と言っても良いほどの人気グループ(チャンネル登録者数252万人:2019年8月時点)
  • オリジナル楽曲は、CD化されて販売もされている(さらにTVアニメの主題歌にも抜擢!)
  • グループとして多数の動画公開+ソロ活動も豊富!

GUITAR makio【弾いてみた系】


「【真赤(ギターTAB譜付き)】〜テンポ遅めなので練習用にどうぞ〜」

GUITAR makioさんの特徴は・・・

  • 初心者向けにギターの練習用動画を配信
  • ギター練習者用に演奏時の手元と楽譜が同時に見られる
  • 国内の人気バンドの楽曲を中心に選曲

※弾いていた系は、プロのバンドマンやピアニストによる魅せる(聴かせる)プレイ、おもしろ系などスキルや独自性が問われますが、GUITAR makioさんはギター初心者をターゲットにして、演奏解説をすることでファンを獲得されています。

ずっしーの音楽教室【音楽アレンジ系】


「【旋法】ファンタジーっぽくアレンジする方法【音楽理論】」

  • ピアノやキーボードなどを使って、原曲にアレンジを加えて楽曲をアレンジする動画
  • 「米津玄師Lemonを「名探偵コナンのテーマ」っぽくしてみた」「織姫と彦星が酔っぱらったときの『たなばたさま』をアレンジしてみた」
    などユニークなアレンジが多数
  • Twitterでも話題沸騰中

2、音楽系ユーチューバーって儲かるの?著作権は大丈夫?

音楽系ユーチューバーの収益や著作権について解説します。

<ポイント>

  • カバーや演奏は歌唱力・技術力+投稿数、さらに+αがカギ
  • オリジナルやアレンジはSNSでバズることも⁉
  • 著作権に要注意!動画を削除されてしまうことも!

歌唱力・演奏力+投稿数+α

趣味で楽しむ場合はともかく、音楽系ユーチューバーとして稼ぐにはやはり再生数にこだわりたいところ。そして、再生数を稼ぎたい時に大切なポイントが3つあります。

  • 技術力(歌唱力・演奏力)
  • 視聴者は基本的には良質な音楽を求めているので、音楽の基本となる歌唱力や演奏力は必須

  • 投稿数
  • 基本的にJ-pop、ロック、アニソンなどは2~5分程度のショートコンテンツ。たくさん広告を入れられる長時間の動画は作りにくいので、投稿数を増やして、再生数を稼ぐのが鉄則。

  • +α
  • ユーチューブにはレコード会社からプロの楽曲も多く配信されているので、プロとは異なる+αの魅力も再生数を稼ぐためのポイントになります。演奏前におもしろい話をしたり、強風の扇風機の前で歌ったり、オリジナルの楽曲解説をしたりするなど、独自の切り口でファンを増やしているユーチューバーが多いです。

オリジナル楽曲やおもしろアレンジはバズる可能性あり!

原曲に忠実なカバーと比較して、オリジナル楽曲やおもしろアレンジは、ハマればバズる可能性があります。Goose HouseさんがCDデビューしたりメンバーのソロ活動などの活躍の場を広げられたりしているのが良い例です。

  • 楽曲の質の高さや流行とのマッチングがポイント
  • アレンジは童謡、アニソン、ゲーム音楽、流行曲、定番曲をアレンジするか、身近な音(新幹線発射時の音楽)をJ-pop風にするなどの身近な音楽の掛け合わせが親しみを呼ぶ
  • SNSとの連携などで人気が沸騰しやすく、さらに再生回数が増えることでyoutubeでの検索したときにも検索されやすくなる

ユーチューブでの再生回数がSNSでバズを引き起こす、SNSのバズが音源化などのさらなる販路の拡大を呼ぶ、など理想的な循環を呼ぶことがあります。

音楽系ユーチューバーのジャンル一覧

音楽系ユーチューバーは、これまで紹介している通り、かなり幅が広いです。大まかにジャンルを分類すると、以下のようになります。

  • オリジナル楽曲配信(プロ・アマチュア)
  • オリジナル楽曲の配信。CDや楽曲データをyoutube内で販売することもできる。

  • カバー曲配信
  • カバー曲の配信。

  • 歌ってみた
  • 原曲の音源にあわせてボーカル部分を歌う。

  • 弾いてみた/叩いてみた
  • 原曲の音源にあわせてギターやベースを弾いたり、ドラムをたたいたりすること。

次世代ユーチューバーに向けてためになる情報を提供したりセミナーを開催したりしている「ユーチューバーNEXT」では、音楽系ユーザーも一覧にして紹介しています。「歌 「楽器 」のジャンルにて紹介しているので、それぞれさまざまなジャンルのユーチューバーが登録中です。プロの方も登録されているので、リストをみるだけでも面白いですよ。

著作権は大丈夫

音楽系コンテンツを配信するときに気になるのが著作権の問題。

厳密にいうと、楽譜などの音楽自体の著作権はJASRACが、CDの音源やLIVE映像などはレコード会社に著作権が存在し、無断で動画を公開するとやはり公開差し止めになってしまうこともあるようです。

公開差し止めにならないようにするには、クレジット表記をしてレコード会社などの著作権使用許可を得ましょう。

著作権使用許可はユーチューブの「レッスン: 著作物の使用許可を得る 」に詳しい手順が説明されているので、音楽系ユーチューバーをスタートしたい方はチェックしておいてくださいね。

3、まとめ

音楽系ユーチューバーにはさまざまなジャンルがあります。日本のトップユーチューバーのHIKAKINもボイスパーカッションの動画配信からユーチューバーとしてのキャリアをスタートしていますし、何より大好きな音楽を配信して収益もあげられるのはとても魅力的ですよね。

プロも含めて競合がいるので、技術力の高さはもちろんのこと独自の切り口をみつけるなどしてオリジナリティを発揮してください。また、他の音楽系ユーチューバーの方々のプレイを視聴していると、一音楽好きとして時間を忘れて没頭できますよ。