ユーチューブ収益化の方法は?収益の仕組みや基準についてご紹介
若い世代を中心に、誰もが利用するようになったユーチューブ(YouTube)。
これからユーチューブを利用して、収益化したいと考えている方も多くいることでしょう。
しかし、ユーチューブで収益を獲得するには乗り越えなければならない様々なハードルがあるのはご存知でしょうか?
そこで本記事では、ユーチューブで収益化を図るための「ユーチューブ収益化の仕組みや基準など」について解説していきます。
パートナープログラムへの参加が必須
ユーチューブ収益化のためには「パートナープログラム」というものに参加する必要があります。
しかし、パートナープログラムへは誰でも参加できるわけではなく、一定の基準を満たさなければ参加できません。
その条件は公開動画の総再生数が過去12ヶ月以内に4,000時間以上を達成し、チャンネル登録者数は1,000人以上であることとなっています。
参考URL:https://support.google.com/youtube/answer/72851?hl=ja
それ以外にもプログラムポリシーに準拠しなければならない。などの厳格な基準があるので、ユーチューブ収益化のハードルは低くないと言えるでしょう。
ユーチューブにおける収益構造
パートナープログラムへの参加に成功した場合、どのような仕組みで収益を得られるのでしょうか?
ユーチューブで収益を得る仕組みは様々で、そのいくつかについてご紹介します。
広告収入
ユーチューブで収益を得る仕組みとしては、「広告収入」が代表的です。
動画が1回再生されるごとに0.02円~0.3円の広告収入が得られる仕組みで、動画の再生回数(もしくは広告のクリック数)に広告単価をかけた金額を収益として得ることができます。
広告収入を得るためには一定の条件を満たす必要がありますが、ユーチューバーとして収益を得たいと考えている方はまずは再生回数を稼げるようなコンテンツ作りを目指しましょう。
※再生毎の広告収入にはバラつきがあります。
スーパーチャット
「スーパーチャット」は投げ銭とも言われる方法です。
視聴者がユーチューバーに対して金銭を直接送る仕組みになっており、スーパーチャットで収益を得るにはファンを一定数獲得する必要があるので、この方法ですぐに収益化するのは非常に難しいでしょう。
チャンネルメンバーシップ
「チャンネルメンバーシップ」も、ユーチューブで収益を得る方法の1つです。
チャンネルメンバーシップとは、ファンがお気に入りのユーチューバーのチャンネルに月額料金を支払うシステムのこと。
課金してくれるファンがいないと成り立たない仕組みのため、最初の段階でここから収益を出すのはハードルがかなり高いと言えます。
YouTube Premium
YouTube Premiumは、ユーチューブを広告なしで視聴できる有料システムです。
ユーチューブを見る際広告が出てくるのはストレスですよね?やはり広告が表示されないYouTube Premiumは視聴者にとって非常に魅力的です。
先ほど通常のユーチューバーは、広告収によって収益を上げていると解説しました。広告の表示されないYouTube Premiumでは、ユーチューバーはどのように収益を得るのでしょうか?
その鍵はずばり「再生時間」です。
ユーザーが再生した時間が長いほど優れたコンテンツだと判断され、ユーチューバーへの収益も上がります。
YouTube Premiumが広まったら、再生数よりも再生時間を重視した動画作りをしなければいけません。
グッズ販売
グッズ販売もユーチューバーがユーチューブで収益を得る方法の1つです。
ユーチューブがグッズの製造販売代行を行っているサービスがあり、グッズが売れると、ユーチューバーは収益を得られます。
ユーチューブ内のCreator Academy(ユーチューバーとして収益を得るための講座ページ)では、グッズを作るための手順や考え方が詳しく説明されています。
ユーチューブで収益を獲得したら税金もかかる
ユーチューバーを副業として収益を得るケースも多いと思いますが、その場合も税金を支払う必要があります。
広告収入などユーチューバーとして得た収益は雑所得として判断され、適切に確定申告をしなければ脱税になるケースがあるので注意しましょう。
まとめ:ユーチューブの収益化の方法は?収益の仕組みや基準についてご紹介
いかがでしたか?今回はユーチューブで収益化を図るための方法について解説しました。ユーチューブで収益を獲得しようと思ったら、まずは再生回数そしてチャンネル登録数を伸ばすのが鉄則です。
その後ファンがついてきたら、スーパーチャットやチャンネルメンバーシップといったその他の方法に手を出してみると良いかと思います。