日本のユーチューバーの年収や市場動向など現況を詳しく紹介

日本 ユーチューバー

「ユーチューバーはすでに飽和状態で稼げない」といわれる一方で、「まだまだユーチューバーの需要価値はある」という声も聞こえてきます。いったいどちらなのか疑問を持つ方も多いでしょう。

実はこれからの時代、まだまだ需要は伸びていきます。今回はそんな日本国内のユーチューバーの年収や市場動向を紹介します。

2022年のユーチューバー市場は579憶円規模になる

これからの時代、まだまだユーチューバーに需要があるといえるのは、ユーチューブ自体の市場が増加傾向にあるためです。

2015年のユーチューブ市場は33憶円でしたが、2019年には400憶円規模まで増加しています。さらに2022年にはもっと増加すると予測されていて、579憶円に達する見込みです。

このようにユーチューブ市場は右肩上がりに伸びているので、今後市場がいきなり停滞するとは考えられません。停滞の可能性があるとすれば新たなメディアが登場することくらいで、少なくとも数年先はないと考えられます。

スマホやタブレットの登場でユーチューブの需要が増加している

ユーチューブ市場がこれほどまでに伸びている理由は、スマホやタブレットの登場が挙げられます。

スマホやタブレットは携帯できるパソコンのような存在で、飛躍的な進化を遂げました。最先端の端末が登場したおかげで、外出先で動画を楽しめるユーチューブのニーズが高まってきています。

どのくらいユーチューブの市場がすごいのかというと、時間に換算して1日10憶時間です。1日10憶時間とは大手動画配信サービスNetflixの1日1憶時間のはるか先をいっています。

ユーチューブはいつでもどこでも動画を視聴できるだけでなく、チャンネルジャンルが多いので、多くの視聴者を獲得しているのです。テレビにはないリアルな声も聞けるようになったことも、ユーチューブ市場が伸びている理由のひとつでしょう。

日本のユーチューバーの年収事情は?売れれば大金を稼げる!

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では日本のユーチューバーの年収事情はどのくらいなのでしょうか?

これからユーチューバーを目指す方は、金銭的な面が一番気になると思います。実は売れれば大金を稼げる分野で、すでに億単位で稼いでいるユーチューバーもいます。

日本を代表するヒカキンさんは年間数十億円の年収

日本のユーチューバーがどのくらい稼げるのか目安となるのは、日本を代表とするユーチューバーヒカキンさんでしょう。彼の年収は推定数十億円ともいわれています。少なく見積もったとしても数億円は稼いでいる計算となるので、ユーチューバーはかなり稼げるビジネスです。

ユーチューバーの収入の目安は再生数×0.1円

ユーチューバーの収入の目安は、再生数×0.1円で計算できます。実際には1再生につき0.05~0.1円までと幅があるので、最高収益で考えた場合です。

仮に0.1円の単価で1本の動画が10万回再生されたとすれば、1万円のお金が入ります。再生数×0.1円の計算方法は、視聴者が動画をスキップして収益が発生しない割合も考慮したものです。チャンネル登録者数が多くなりスキップできない動画も加えたとすれば、再生数×1円の単価になることはあり得ます。

つまりユーチューバーの収入は、チャンネル登録者が増えれば増えるほど単価が上がりやすい仕組みなのです。

企業とのタイアップにより収益を上げることも可能

ユーチューバーの収益は、ユーチューブ自体に付ける広告動画だけではありません。知名度が上がれば企業も目を付けるので、独自のタイアップが発生するでしょう。

タイアップは直接企業と取引する方法のため、話し合いのうえで単価が決まります。ユーチューバーとして有名になれば、企業側から「動画で商品を紹介して欲しい」という声がかかり、収益がアップする特徴があります。

日本のユーチューブ市場の今後の展開について→伸び代がある!

ユーチューバーの可能性を感じた方の中には、実際にユーチューバーとしてチャレンジしてみようと考えた方も少なくないと思います。これからの時代にユーチューバーとして成功していくためには、伸び代がある分野を知る必要があります。

ユーチューバーとして稼いでいるジャンルはやってみた・ゲーム系

現在ユーチューバーとして稼いでいる人が多いジャンルは、やってみた・ゲーム系です。

やってみたとは、普段の生活ではチャレンジできないことを代わりにユーチューバーがやってくれるジャンルのことです。ゲーム系とはゲーム実況やゲームの紹介などが含まれます。

やってみたやゲーム系はチャンネル登録者数10万人を達成しているユーチューバーが一番多いジャンルで、今後も稼げる分野でしょう。需要があるので今後の伸び代があります。

有名ユーチューバーがいないのはスポーツ・科学・旅行

これからの伸び代を求めるなら、現在有名なユーチューバーが少ないジャンルを狙う方法もあります。

スポーツ分野で10万人以上の登録者を獲得するユーチューバーは少なく、穴場のジャンルです。科学は難しいジャンルなだけに有名なユーチューバーは少ないですが、視聴者が限定される可能性はあります。

旅行系も頻繁に旅行するわけにもいかないので、有名なユーチューバーは少ないです。旅行に関するハウツーも加えることで、配信数を増やす対策がおすすめです。

ユーチューバーはこれからもまだまだ稼げる

日本のユーチューバー市場を詳しく知ることで、これからも十分稼げることが理解できたでしょう。ユーチューバーの市場は現在も上昇しているので、先行者だけが稼げるのではなく後から追い上げることも可能です。

これからユーチューバーを目指そうと考えているなら、動画作成の技術習得からマーケティングまで幅広く学んでいってください。