ユーチューバーの炎上と不祥事についての考察

ユーチューバー

ユーチューバーは本来、視聴者を楽しませたり知識を授けたりするコンテンツを作るのが仕事です。
しかし、あえて炎上させることによって、結果的に高視聴率をたたき出そうとする迷惑なユーチューバーが後を絶ちません。

最近では、視聴者を不快にさせるばかりではなく、警察が動くような事件にまで発生しています。
今回は、「炎上系ユーチューバーについての考察」をご紹介していきます。

どんなことで炎上するのか

争いの激しいユーチューバー業界で勝ち抜いていくために、炎上覚悟で過激な動画を投稿して目立とうとするユーチューバーが増えてきています。
テレビやネットでも度々取り上げられ、もはや社会問題といっても過言ではありません。

では、どのような動画が炎上するのでしょうか? 以下に実例をまとめました。

実例1:危険なことをやるユーチューバー

YouTube公式でも名指しで問題視している例として、「ファイヤーチャレンジ」というものがあります。ファイヤーチャレンジとは、体に可燃性の液体をかけて火をつけるチャレンジです。実際、12歳の少女がYouTubeでこのチャレンジを見て真似をし、大やけどを負う事故が起きています。

これらは日本ではなく海外の炎上事例ですが、日本のユーチューバーも日に日に過激さを増しているので、いつ大事件が起こるか世間では問題視する声が上がっています。

実例2:食べ物を粗末にするユーチューバー

目立つ動画を狙って大量の食べ物を使い撮影した後、食べ残したり捨ててしまったりするユーチューバーがいます。大食い系ユーチューバーのようにちゃんと完食しているのなら問題ありませんが、残したり捨てたりするのは問題です。

「とあるユーチューバーグループが、サイゼリヤで大量に食事を注文した後にほとんど料理に手をつけないまま帰った。」と告発されたことが大事件となりました。
最初は食事を無駄にした点が問題視されました。撮影の目的は不明ですが、テーブルいっぱいに広げられた料理はほぼ残っていたようです。
他にも、このグループのせいで他のお客さんの注文が通らなかったり、食器が足りなくなったりなど迷惑をかけていたことが分かり非難が殺到しました。

このようなユーチューバーに対して、「食べ物を粗末にするな!」「食べたくても食べられない人たちに失礼だ!」とアンチコメントが多発しています。

実例3:無関係な一般人に迷惑行為をするユーチューバー

人はやってはいけないことをやっている動画に興味を示しやすいものです。そのため、通行人にいきなり喧嘩を売ったり、一般の方に迷惑となる行為をしたりするユーチューバーがいます。
いくら視聴数を稼ぐためとはいえ、無関係な人に迷惑をかけるのは到底許される行為ではありません。

実例4:不謹慎なことをするユーチューバー

動物や人の死をネタに、荒稼ぎをしようとするユーチューバーが少数ながら存在します。とある実例では、ペットが死んでしまったという報告の動画に広告をつけていたことで大炎上したことがありました。
不謹慎なネタで稼ごうとしたユーチューバーはアンチが増え、結果的に登録者数や再生数を失う末路を辿っています。

なぜあえて炎上させるのか?

YouTubeガイドラインの改定により、あまりに過激な動画には広告がつかなくなりました。しかし、現実にはギリギリの線を攻めて過激な動画を出そうとするユーチューバーが多いです。なぜわざと炎上するような動画を作ってしまうのでしょうか?

1つ目の理由として考えられるのは、単純に再生数が伸びるからです。もはや説明不要かもしれませんが、炎上すると良くも悪くも話題に昇るため注目度が上がります。
「アンチが増えても構わないからとにかく再生数が欲しい!」と考えるユーチューバーが多いということでしょう。

2つめは、既存のコンテンツを上回るためです。例えば、最初は普通の実験動画を上げていたが、次第に昔のコンテンツを上回るために怪我のリスクがあるような過激な実験を行うようになるなどのパターンがあります。

このような動きを受け、2019年6月にYouTubeの「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」が改訂されました。
それには、不当に炎上させようとしたり第三者を侮辱する動画は広告を制限するか掲載させない、と記載されています。
ガイドライン改訂発表後、一部の人気ユーチューバーが引退宣言を行うなどちょっとした騒ぎになりました。

参考: 広告掲載に適したコンテンツのガイドライン
https://support.google.com/youtube/answer/6162278?hl=ja

ユーチューバーである以上、日々の動画更新は避けられません。毎日のように新しいネタを生み出す中でこうした過激な動画を作ってしまうのではないでしょうか。

炎上しないための対策は?

当然のことではありますが、YouTubeのガイドラインをしっかりと読み込んでコンテンツ制作を行えば基本的に炎上することはないでしょう。これまで書いてきたような実例以外にも、どんなことで炎上するか分かりません。炎上するかしないかはそれを見たユーザーがどう思うか次第だからです。

とはいえ、難しく考える必要はありません。シンプルに「他人がこれを見て不快に思わないか」「子供がマネをしても危険ではないか」など、当たり前のことに留意すればいいのです。また、アンチの少ない平和なチャンネルを参考にするのもいいのではないでしょうか?

まとめ:ユーチューバーの炎上と不祥事についての考察

炎上ユーチューバーについて考察してきましたが、いかがだったでしょうか? 再生数欲しさに危険行為をして事故を起こしたり人に迷惑をかけたりと、視聴者を不快にさせる動画を投稿すると炎上は避けられません。
炎上動画は短期的には稼げるかもしれませんが、アンチコメントに悩まされて次第に誰にも見られなくなり衰退する可能性が高いです。YouTubeガイドライン通り、常識をもって人を楽しませられるような動画を作っていきましょう!